本卦還りを祝う方法はやり方にこだわらなくても構いません。
とは言え、恒例と誕生日とは同じでなく価値ある日にしてあげたいですよね。
七五三のようなイベントする感じでもないですが、たとえば家族で会食などにぎにぎしくしてはいかがでしょうか?本卦還り祝いにつける熨斗紙(のしがみ)の水引の下は、贈る人の名前ですが、実際は誰からのものかわかればどちらでも構いません。
複数の名前にするなら2、3人分くらいが具合がいいですが、多くても問題ありません。
ただ、3名以上なら「○○一同」という書き方にする方が、見た目はスッキリしますね。
還暦のご当人と離れて暮らしていて顔を出すことができないというならば、宅配便などでお祝いの品物を送るようになると思います。
効率はいいでしょとそれはそうだとしても出来れば品物を持って贈る側が出向いて渡すのが、最もベターですね。
渡すために出向けないときは、カードなどで気持ちや近況を伝えたり、最近の写真を同封するなどして手持ちできないことを補う心配りは、忘れないようにしてください。
さらに電話で声を聞かせれば、忘れがたい還暦の思い出になることでしょう。
還暦のお祝いは、慣例だと赤いプレゼントが無難な選択です。
しかし近頃は贈り物のバリエーションが広がり、まだまだ若々しく現役の人に合うもの、これからの活躍を祈念するものを贈る方も多くなっていますね。
本卦還りとしての贈り物には、これからも健康で長生きしてほしい気持ちやこれまでの恩に報いるよう贈り物を選びましょう。
ご当人の趣味のもの、実用性がないもののご決断は自由だとしてもいずれにしてもお世話様でしたという気持ちの言葉をかけてあげましょう。
ご当人はプレゼントを想うたびにその場面を走馬灯のようにきっと思い出されるはずです。
60歳の満年齢にする還暦祝いは、元々は長生きを祝う行事でした。
とはいっても最近の人たちは年寄じみていないし、元気な方も多いのでまさに活躍中という感じです。
子が手を焼かせる時期が過ぎてもいつでも親目線がぶれない親でいて、そういった親には「少しは大人になったろ?昨日より自分たちの生活を楽しんでほしい」って、優しく伝える絶好のチャンスだと思います。
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