以前、企業では一般的に還暦で会社を退職する人が、多かったようです。

けれども近年は、社会の仕組みが変わったこともあるでしょうが、リタイアしない人が、ふつうの様相です。

そんな時、還暦で現役の人へ勤め先の有志から人生の節目を祝うといった話はよく聞きます。

それに賛同する場合は、各自1000円程度から集めてプレゼントを買いますね。

還暦を数え年の61歳にするという定義がもともとであり、60歳（満年齢）が還暦となります。

誕生日が元旦から大みそかのいつでもその年に満60歳の誕生日があれば、還暦の数え年61歳ということになります。

数え年で何日で61歳になるかというと元旦なので、還暦のお祝いは年が明け、おおよそ節分までには執り行っていたようです。

もっとも現在では、満年齢が良く知られているので、「60歳になる年」を意識してお祝いの食事会などをするのが多いと思います。

数え61歳の年を祝う還暦祝いは、元来は長生きをたたえる行事でした。

とはいっても最近の人は若々しく、体力に自信のある方も多いので、長生きって感じじゃないですよね。

子供は親離れしているのにいつまでも心配し続ける親でいて、事態をいい意味で変えるために「もう大丈夫だよ、心配すんな」と穏やかな気持ちを表す値千金のタイミングだと思います。

本卦還りの贈り物の費用は約2万円だそうで、それに食事代や旅行代として1名あたり2万円ほど予定するようですね。

たとえ還暦のご当人が父親だけだとしても、食事・旅行を行くなら二人一緒でしょうから総額6万円ほど必要かもしれません。

もっともお祝いの仕方をどうするかによっても予定する金額に違いがあります。

準備する贈る側の年代は、生活費が増えている年齢の人たちが多いので、一生に一度のことなので、地道に準備しませんか？還暦をお祝いするのは、満60歳の誕生日あたりで実施されることが多いですが、子供たちなどが実家に住んでいない最近では、満60歳を迎える誕生日ではなく皆が揃いやすい日程でお祝いするケースが主流です。

年末年始、ゴールデンウイーク、お盆休み、シルバーウィークなど家族が一堂に会する日程で行うという感じです。

会社員であれば60歳の誕生日で定年退職にされる方がいらっしゃるので、勇退記念を兼ねるケースもあります。

定年退職の記念と還暦祝いでも細かな段取りなどに気にし過ぎないようにして、人生60年の区切りを