数え年の61歳が還暦という定義がもともとであり、60歳(満年齢)が還暦となります。
誕生日が1月1日でも12月31日でも満60歳になる誕生日の年が、還暦の数え年61歳と言えます。
数え年で何日で61歳になるかというと元旦なので、本卦還りのお祝いは元旦を過ぎ節分のころまでに行っていました。
ただし現在は、数え年よりは満年齢の方が、一般的なので、年明けの2か月間にこだわらずお祝いする段取りが多いと思います。
昔の職場では、還暦と同時に仕事を辞める人が、ほとんどだったと思います。
逆に最近は、世間の価値が変わったこともあるでしょうが、リタイアしない人が、ある意味当然のように見えます。
そういった人に対し、勤め先の有志から本卦還り祝いをするサプライズでほのぼのすることもあるようです。
予算としては、お金を出し合ってお祝い品を手配する感じです。
満60差は還暦と言われ、そのお祝いは元々は長寿を祝う行事でした。
とはいっても最近の人はひ弱な年配者の感じはしないし、まだまだ現役という感じがして、高齢者と呼ぶ気はしないです。
子供が大きくなって独立しているのに何かと気配りをしてくれる親御さんがいて、そういった親には「もう大丈夫だよ、心配すんな」って、優しく伝える絶妙なタイミングだと思います。
祝い年にすることは難しく考える必要はないです。
ただし、毎年の誕生日とはテイストを変えて特別なイベントにしたいと思います。
七五三のようなイベントとは言いませんが、たとえば家族で会食などすこし大げさに取り仕切ってみましょう。
お祝いをする側が忙しくてお祝いの席を持てないのであれば、宅配便などでお祝いの贈り物を届けるようになると思います。
宅配は妥協点だと頭では理解しているとは思いますが、なるべくお祝い品を持って贈呈するタイミングを持つことが、喜ばしいことですよね。
手渡しができない場合は、カードなどで最近の様子を伝えるとか、還暦のお祝いを書いたりなど持参できないことを補う配慮は、大切にしてください。
そして電話もして、ご当人の喜びも一入(ひとしお)だと思います。
0コメント